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最近生活リズムが変わってPCをいじれないため更新停滞中です。
今描いてる4コマ一本が完成したら上げようと思ってるんですが、なかなか終わりません描くのが遅い。
サイトと日記、ともに拍手が地味に来てて嬉しいですありがとうございます。
タイトルの話に戻りますが、個人的には面白かったです。
背景の映像がすんごく綺麗なのと音楽がとても良かったので、雰囲気を最大限に楽しめるスクリーンじゃないと面白くない気がしました。
もののけのような作り手の訴えたい事や、ポニョやハウルのような魅せたい迫力と怒濤の映像がなかったので、ジブリのそういう点を楽しみにしてるならつまらないです。
ポケモン映画の方がコクリコより前に見たんですが、どうせならイラスト付きにしようと思いつつ描き始めた日に終わらなかったのでそっちの感想は後日。
以下、続きで感想。CMほどネタバレしてないと思われます。
メッセージ性と言えば、若さは素晴らしいという事なのかしらね。大人に対する無鉄砲な反抗や実際に行動に移してしまうバイタリティと執念が、若さであり、財産であり、青春だ!!という勢いを表現するのに、激動の昭和という舞台が丁度良かったのかも。
時代背景よく分からんけどね!
カルチェラタンという男子学生が部活棟として使ってる建物が取り壊されるとかの話は面白かった。
物がごっちゃごっちゃしてて男子生徒が思い思いの部活に打ち込んでる空間は、まさしく青春の聖域。いわゆるオタク系(天文とか化学)の文化系生徒も生き生きと取り込んでて輝いてた。
「(化学部が哲学部に対して)実証に基づかない貧相な活動が!」とか言い回しもまたまどろっこしくて、オタク臭いんだけどそこがまたいい。ちなみに台詞はうろ覚えですごめんなさい。
2作品しか読んだ事ないけど森見登美彦さんみたいな言い回し。
あと商店街のがやがやした様子やご飯を作る様子のしつこいぐらいの生活感の細かい描写は、まさしくジブリという感じでした。
ジブリのそこが好きなので、見てて楽しかった。
ネタバレCMでもやってる主人公二人の出生がどーとかは正直テンポ悪いように感じた。
私がそこにあまり興味湧かなかった事と、前述のカルチェラタンが着々と進んでたのに対して、そっちの話はちんたら進むのでどうしても気になってしまった。
家族愛とか絆とかも描きたかったんだろうけど、その説明が弱いので展開が遅いなーと思ってしまう。
でもBGMが良かった!
ジャズみたいなノスタルジックな音楽(ジャンルが分からないすみません)と昭和の町並みが合ってて、雰囲気に呑まれた。
導入部も谷山浩子さん作曲の挿入歌で、可愛く楽しく朝ご飯が出来ていくのが良かった。
あとラストのエスケープ場面でノリの良いかっこいい曲が流れ、疾走感が非常に出ててワクワクした。
良くも悪くも雰囲気映画でした。個人的には良い方向の映画でした。